2023年11月6日月曜日

日拝鎮魂法(につぱいちんこんほう)


お日様を拝むとき、八咫鏡の印を結びます。

左右の親指、人差し指、中指と薬指をくっつけて、額の前方に掲げ、その真ん中に太陽を入れます。

左右の親指と人差し指のリングには、8つの角ができます。小指は左右がつかなくてもけっこうです。

両手の真ん中に太陽の姿を収め、光線を思いっきり吸います。そのときに微量栄養素が体内に取り入れられます。

天照大御神に「今朝もちょうだいいたします」とひと言お断りし、口を細くしてスーッと音を立てて吸い込みます。

秘言を唱えればなおけっこうです。

「アマテラスオホンミカミ」と発声します。

ふつうは、アマテラスオオミカミと奏上しますが、秘伝はアマテラスオホンミカミです。「ホン」を一語とみなしますので、十事の神呪(とことのかじり)といいます。


まず、アマテラスの「ス」は、吐くのではなく、吸い込みます。梅干しのすっぱさを連想してみるといいかもしれません。

アマテラスまでは吐きながら唱え、次のスで吸い込む。

アマテラスで体内の汚れた気を吐き出すと、体内はマイナスになり。今度はスで太陽の御神気を吸入します。ここで体内はプラスになります。

日拝鎮魂法の秘訣は、十言の神呪を中断させないで何十回も繰り返すことにあります。たいへん霊力の高い方は、神様に申し上げる言葉は一回で間に合うかもしれませんが、普通の人は回数を重ねます。すがるように連続して奏上します。

「あまてらすう(吸入)おほんみかみあまてらすう(吸入)おほんみかみ…」

とスの箇所だけ箇所だけ御神気を吸うと、何回でも続けられます。

また、太陽神に対してお呼びするわけですので、がなる必要はありません。大声を出しますとかえって非礼になります。神様だけに聞こえれば十分です。



相曾誠治

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