守護霊の助けを得やすくするには

自分のこころの在り方が会う人や出来事を決めてしまう。これが波長の法則でしたよね。人間が心にもつ思いは、想念という霊的エネルギーを生み出します。そして類は友を呼ぶという昔からあるように同じレベルの波長をもつもの同士がお互いをひき寄せあいます。



守護霊に関してもこれと同じことがいえます。もしあなたの人生が、あまりにも苦しみや悩みに満ちていたら本当に守護霊なんかいるのかしらという気持ちになり、低い波長をだしてしまうかもしれません。


そうなると守護霊がどんなにあたたかい手を差し伸べてくれたとしてもその愛はこころにとどくことがありません。あなたのこころがネガティブでは、心に届くことはありません。あなたの心がネガティブでは波長が低くなり、守護霊のサポートが受け取れなくなるのです。


曇りの日には太陽が見えなくなるように守護霊とのつながりを見失ってしまうものです。けれどどんなに空が曇っていたとしても太陽がきえることはありません。


そのあたたかさを忘れず、あなたがポジティブになれば波長は高まり、守護霊の助けを得られるようになります。それには厳しいようですが、どんな困難に直面しても自分の力で立って歩こうと決意をしなければなりません。


人生は学びの場です。そしてあなたは決して一人ではありません。ですから困難に直面したときこそ魂を磨く貴重なチャンスと理解し、あなたの人生をより輝かせてください。

守護霊があなたを見守る目的とは？

守護霊は魂のふるさとグループソウルからやってきます。ただ主護霊、指導霊、支配霊は自分と同じグループソウルからやってきますが、補助霊はあなたのグループソウルとは関係のないことろからやってきます。
スピリチュアルワールドでは、魂はいくつもの集団になって存在します。


グループソウルとは水の入った一杯のコップのようなものです。これをグループソウルだとすると、あなたは水の中の一滴です。その一滴が飛び出して現世にやってきたのです。



その目的とはなにか、それは現世において魂のくもりを磨き、より浄化させてもどっていくことで水の曇りをより浄化させていくことになります。さらにより輝きを増すことで、より神に近づこうとする大きな目的をもっています。


ではあなたと同じ目的をもった守護霊がなぜあなたのそばにいるのか、それはグループソウル全体が輝くためです。ですから現世で経験と感動を積めば積むほど守護霊の目的がはたされると考えてもらっていいでしょう。


つまりあなたをサポートしてくれる守護霊はあなたとともに学び合おうする同じグループソウルの仲間なのです。それが理解できたなら、、
守護霊はなぜいい人とめぐり合わせてくれないのかという不平不満をいうこと、なんでも守護霊様のせいにしたり、頼ったりするのはおろかな行為だと理解できるでしょう。


なぜなら守護霊は依存の対象ではなく、あなたと共にグループソウルを輝かせるために学び合おうとしているあなた自身でもあるからです。


ですから守護霊は、厳しい試練を見守ります。私たちの魂を向上させ、輝かせることにあるからです。昔からかわいい子には旅をさせろといいますよね。


そしてガーディアンスピリットは担任の先生のようだといいました。よく考えてみてください。すぐに答えを暮れる先生がいい先生だといえるでしょうか。守護霊の愛は親の愛です。親であるからこそあなたを応援しているのです。

そしてより多くの経験を味わおうとしているのです。

補助霊の役割

守護霊の数は人それぞれ、役割が3つあっても守護霊、指導霊の役割を主護霊だけが担っている場合があります。でも数が多ければいいというわけではなく、主護霊だけだとしてもある程度格をもっている主護霊だけだとしたら、一人でもオールマイティにこなせるのです。


ある意味守護霊の数は自分がどれだけのことをしようとしているかによって決まるということを覚えておいてください。


補助霊はさほど古くない霊魂の場合もあります。たとえば自分に縁のあった友達や知人、先祖などがメッセージを送ってくれていることもすくなくないのです。


たまに霊能者があなたの守護霊があなたの守護霊はあなたのおじいさんですよという方がいますが、それは補助霊のことです。また、あなたは守護霊がいないという霊能者もいますが、それはただみえないだけなので安心してください。


すべての人に守護霊があり、霊的家族が存在します。守護霊はあなたがどんな苦難におちいっているときも孤独なときもあなたを見守っていてくれているのです。

支配霊の役割

支配霊は、コントロールスピリットといって人との縁を結びつけてくれる存在です。
新しく住む土地や環境など人生のすすむべき方向を調整してくれる主護霊（ガーディアンスピリット）や指導霊が日常的な部分を見守ってくれているとしたら、支配霊はもう少し大きなスパンであなたを見守ってくれると思ってください。


つまりあなたの人生の先々を読みながら導いてくれる存在、それが支配霊なのです。そしてこれを言うと驚かれるかもしれませんが、このスピリットは人間の霊魂ではありません。自然霊という現世に生まれたことのない霊魂。


言うなれば小さき神のような存在です。しかし、人の姿になったことのない霊だからといって軽んじてはいけません。なぜなら私が発する予言的な言葉は、実はこの支配霊のことばだからです。そしてこの支配霊にはそれぞれ種類があります。


種類といっても役割が違うということではなく、すなわちタイプ（個性）だと思ってください。


支配霊の系統について
支配霊は４つのタイプにわけられます。龍神系、稲荷系、天狗系、弁天系です。これらはどれがよくてどれが悪いということではなく、エネルギーのもつ個性の違いです。あなた自身内観すれば、おのずとどのタイプの支配霊に見守られているかおわかりいただけると思います。


龍神系
白黒はっきりさせたがる個性をもっています。どんなことでも理由をはっきりとさせ、結果をはやくもとめてしまうせっかちなところもあります。勝負強く、気持ちも強いのですがみょうなところで気持ちがぶれてしまう欠点があります。


稲荷系
細かいところに手が届く器用な性格をしています。女性では愛くるしい容姿をしている人が多く、もてるタイプです。しかし、優柔不断で気が弱いところがあるので、リーダーには不向きと言えるでしょう。勤勉化ですが、落ち着きがなく、飽きっぽいところがあり、ウソをつきやすいという欠点があります。


天狗系
天狗系の感のよさは抜群でプレッシャーに強いタイプです。ここぞというときに瞬発力のある動きをして体力もあります。人の意見にまどわされず、自分のこころをもとに行動することができます。ただし、がさつで人の意見をきかない一面もあります。かなりマイペースで傲慢なところがあるといえます。


弁天系
弁天系ですが、努力家で細やかな心つかいができる頭脳明晰なタイプです。また一点豪華主義でバランスもよく、その完璧さから異性が躊躇することもあるでしょう。臆病なところもあるので大物になるタイプではありません。


どうでしょうか。自分に似ていると思ったタイプがあるかもしれませんね。自分のもつグループソウルのもつ個性でもあると言えます。このようにいいますと、今すぐにでも自分の系統を知りたくなるかもしれませんね。しかし気にすることはありません。


実は西洋などではこれらのスピリットのことをガイドなどと簡単な言葉で説明されるだけでそれほど複雑にわかれているわけではありません。なぜなら、そういう存在がいる。ということを知っているだけで十分で、名前をつけて詳しく分析することにあまり意味がないからです。


自分の支配霊の系統を知ったからといってあなたの霊性が向上するわけではないのです。大切なのは、何系だからどうするべきということではなく、今の人生の中でいかに魂を輝かせるかです。ですから、これらのことは知識としてこころにとどめておくといいと思います。

主護霊の役割

あなたが再生を決意し、現世に生まれます。そして再び霊界に戻るまで、きってもきれない関係になるのが主護霊です。たとえるなら主護霊は担任の先生のようなものです。


ときには厳しく試練も与えますが、それは私たち魂の成長を一心に願ってのことです。主護霊はおおくの場合、日本人には日本人の。女性には女性の、男性には男性の霊魂がつきます。もちろん例外もあります。


また統計的にみるとほぼ400年～700年前にこの世を生きた先祖であることがほとんどです。また主護霊は途中で入れ替わることはありません。つまり主護霊はあなたの本質を形つくるものの一部といえるでしょう。


指導霊の役割
指導霊はあなたの才能や趣味をつかさどって手伝ってくれる存在です。そして指導霊はその人に的した霊魂くる場合が多いようです。


たとえば芸術家には芸術家の、医者には医者の指導霊がついている、そんなことが少なくないからです。本格的なヨガを一生懸命教えている。そんな人の後ろにはインド人の指導霊がついていることはめずらしくありません。


指導霊は国籍や男女の関係はなく、才能を象徴する霊が多いのです。そしてどのような分野においても著しい活躍をする人は指導霊がその職業や才能に高い適性をもっているといえるでしょう。


指導霊と自分の職業が違ったとしても、指導霊は途中で入れ替わる場合があるので、一生活躍できないということではありません。


４つの主護霊は、あなたと同じグループソウルからやってきますからあなたの課題が増えれば下積みのときにはたいしたことなかったのにものすごい努力して急に成功する人がいますよね。


そういう場合は指導霊が変わったと思っていただいて結構です。大きな仕事をするときに優秀なスタッフが必要なようにあなた自身が向上心をもって努力すればおのずとその能力にみあった指導霊がやってくるのです。


もちろん逆もしかりです。あなた自身が傲慢となり、精進を怠ったりすれば高級な指導霊はあなたから去っていきます。ですからどんな不得意なことでも努力すれば大事です。



たとえ苦手だと思うことでも努力すれば高級な指導霊に認められあなたと一緒に勉強したいと手をかしてもらえることがあるのです。あるとき苦手だったことが急にできるようになったりするのはこのためです。


ですから「どうやって守護霊様の助けを得るかよりも」高級な指導霊を迎えられる自分になること。それが大切なのです。

守護霊には4種類ある

日本でも西洋でもそれぞれ4つの種類があるとされています。日本ではさらに分類されていますが、大切なのは分類ではなく、役割の意味です。


主護霊（ガーディアンスピリット）あなたの生涯を見守ってくれる。


指導霊（ガイドスピリット）あなたの職業などを指導する指導霊


支配霊（コントロールスピリット）あなたの宿命をコーディネイトする


補助霊（ヘルパースピリット）これら３つの守護霊を補助する補助霊


つまり私たちは、それらを総じて守護霊と呼んでいるのです。そしてそれら4種類の守護霊たちはそれぞれ担っている役割も違うのです。

守護の法則

人はうまれるときも死ぬ時も一人ですが、霊的視点から見ればたとえ家族がいなくても、一人で生きている人はいません。なぜなら魂のふるさとから私たちを見守ってくれている霊的存在があるからです。それが守護霊です。この守護霊は人生に絶望しているときも、深い孤独に陥っているときも見放さずに見守ってくれる存在です。


たまに、「私は不幸だから守護霊がついていない。」という方がいらっしゃいますが、でもそんなことは決してありません。親のいない子がいないように守護霊はどんな方にも存在しています。


しかしこの守護霊。最近言葉としてポピュラーになったにも関わらず正しく理解している方は少ないようです。守護霊は私の守り神。お願いすればなんでもかなえてくれる。しかしそんなことはありません。

守護霊はどんな願いもかなえてくれる魔法使いではありません。お人よしで便利な存在では決してないのです。では、守護霊はなぜ導くのか。



守護霊の本当の目的はなんなのか。実はそれらの真実に気付いたとき本当の幸せが実感できるのです。